プエルト・ナターレスで一泊したあとは、一路アルゼンチンのエル・カラファテへ。
7時半のバスに乗り、着いたのが13時半くらいでした。正味6時間の長旅です。途中一時間くらいはチリ・アルゼンチンのイミグレに並んでいました。
エル・カラファテの目的は勿論ピエト・モレノ氷河。エル・カラファテからは車で一時間くらいかかります。バスツアーで行くのが一般的ですが、生憎午後発のツアーが事前に見つからず。翌日に行くのも手でしたが、そのためだけについた日の半日無駄にするのも嫌だったので、事前にレンタカーを手配しました。
とりあえずgoogle mapに表示されたレンタカー屋に片っ端から問い合わせましたが、なかなか空きが見つかりませんでした。マニュアルカーは結構空いてるんですがオートマがなかなか見つからない。しかも、Web予約できる大手はEnterpriseとAvisくらいしかありません(当然予約でいっぱいでした)。ほかは全部メールで、しかも英語の情報がないところが多いのでスペイン語で問い合わせる必要があり面倒くさかったです。Google translateがあるこの時代でよかった。
10件くらい問い合わせてようやくこちらで予約できました。
運よくエル・カラファテのバス停からは徒歩圏内でした。スタッフはフレンドリーで英語ペラペラ。わざわざスペイン語でメールしなくてもよかったです。明日、車を返却したあとは、2000円くらい(うろ覚え)で空港まで送ってくれるそう。非常に助かりました。
いったんホテルに荷物を置き、近くのカフェで腹ごしらえして一路ピエト・モレノ氷河へ!この時点で4時近かったですが、氷河は8時までオープンしているようなので時間的には余裕でした。
氷河へはずーっと一本道です。とにかく道中の景色がすごい!右手には大きな湖が広がります。道中車を降りて湖を眺めるのも乙です。午後は氷河へ向かう車もほぼなく快適。
写真は帰りの午後7時くらいに撮ったものです。
1時間強車を走らせ、氷河に到着しました。この時点で結構な雨。いよいよ氷河と対面です。
氷河の前には橋のような遊歩道みたいになっています。結構近づくことも可能です。
雨はしんどいですが、近くで見るために遊歩道を降りていきます。
雄大な氷河が見えてきました!
すごい迫力です。とにかく巨大で、大自然の力をまじまじと感じます。氷河の側面から見える中の青さも本当に美しい。天気がよければ本当に美しい光景だと思います。
時折、氷が割れるパーンというすごい音が聞こえます。運が良いと大きな氷の崩落が見られるそうです。私も遠目には小さいかけらが落ちていく様を見ましたが、それでも水面に落下するときはバシャーンとかなり大きな音を立てていましたので、大きな塊が崩落したらそれはすごい迫力だと思います。
天気が良ければ、ベンチに腰掛けてずっと氷河を眺めていたいと感じました。それくらい、引き付けられるものがあります。
この遊歩道は意外と広く、ぐるっと回ると1キロ弱です。
我々は寒くて1時間くらいで帰りましたが、天気が良ければぼーっと氷河を眺める時間を含めて3時間くらいあるといいと思います。
また、今回遅い時間だったためほとんど人がいなかったのも良かったです。恐らく午前中と午後早い時間は観光ツアー客でごった返していると思いますので、人がいない夕方遅めの時間にレンタカーでくるのがお勧めです。夏場(1~3月)であれば、遅い時間でもまだまだ明るいです。
大満足で一路エル・カラファテに戻り、夕飯はGoogleで適当に見つけたこちらのレストラン。
前菜はゴマ入りのエビフライ、ワカモレもマヨネーズ付き。7本くらい入ってます。
メインはラムのラグーソースパスタ、妻は豚ロースト(グラタン付き)。
とにかく巨大です。パスタは日本基準で二人分、豚はソフトボールよりでかい!付け合わせのグラタンも、それだけでメインを張れるほどでかいです。
正直この量なら、酒飲みながらなら4人でシェアしても十分です。残念ながらほとんど残してしまいました。このボリュームで値段は一人2000円ちょっと。さすがはアルゼンチンです。
夕飯後は、夕暮れできれいな北の海岸線を車で少しドライブしました。
エル・カラファテは景色もよく、平和で、非常にかわいらしい街です。正味24時間しかいませんでしたが、少し余裕をもって街のお土産屋を見たりしながら時間を使ってもよかったかなーと思います。
次の目的地はブエノスアイレスです!