欧州美味いもの巡り

欧州美味いもの巡り

欧州、主にイタリア、スペインの美味しいレストランの記録。Nikon Z6片手に旅行しています。

風の大地パタゴニア パイネ国立公園1日目

ペルーのリマ観光の後、サンチアゴを経由しプエルト・ナターレスに入りました。サンチアゴからプエルト・ナターレスまではJetSmartというLCCを利用しました。安かったですが、座席は固くリクライニングもできない、かつ出発も一時間半遅れるという、不満の残る航空会社でした。ちなみにプエルト・ナターレス便は夏季限定で限られた曜日しかないそうです。プエルト・ナターレス行きがなければ、プント・アレーナス行きに乗ることになりますが、こちらはパイネ国立公園までバスで5時間くらいかかるということで、あまりお勧めできません。

14:00に到着の予定が、タラップを降りたのが15:20。プエルト・ナターレスからパイネ国立公園までのバスの時間は16:30。荷物受け取りのところにタクシーチケット売り場があったのですぐ購入。お値段8000ペソ(約1200円)。

 

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バス、タクシーのカウンターが並ぶ

 

とにかく荷物が出てこない。焦りながら20分ほど待ち、ようやく荷物をピックアップ、急いでタクシーに乗りこみました。空港から市内は約15分ほど。16:30のバスにギリギリ間に合いました。

バスターミナルは数年前に新しくなったようで、ちゃんとした建物でした。

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バスターミナルに到着後、さっそく予約したBus Surのバスに乗り込みました。

二時間バスに揺られて、パイネ国立公園に到着。入り口でチケットを購入します。公園外に宿泊する我々は、毎日公園に入る度にここに立ち寄りチケットを見せなければいけません。

チケット売り場から5分ほどでAdministracionに到着。その名の通り事務所が一件建っているだけ。ほとんどのビジターには全く縁のない場所でしょう。

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Administracion

定刻通りにPampa Lodgeからお迎えが。公園内は電波がほぼなく、連絡が取りづらい分、パイネ内外のスタッフはみな時間に正確な感じがしました。

部屋からは三峰のパノラマビュー。

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部屋からの眺め

一階のロビーでもくつろげるようになっています。眺めも良く、落ち着く雰囲気です。

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1階ラウンジ。朝食もこちらでいただく

綺麗なロッジで快適だったのですが、難点は廊下を歩くと建物全体がきしんでうるさいこと。また、ドアの壁が薄く、朝早く行動するハイカーの足音で100%目が覚めます。あと朝食はパン、シリアル、チーズ、ハムと卵くらいで、ミニマルでした。

夕食は別の建物のレストランで。飲み物込みで一人4~5000円くらい。チリにしては高いが、観光地価格と考えればまあこんなものか。お味はまあまあだけど三日いたらかなり飽きる。周辺にもいくつかロッジがあるので、ほかのレストランで食べることをお勧めします。

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初日に食べたサーモンのチーズ焼き。

夕食後はホテルのスタッフに、トレッキングコースについて相談。この時点で妻が体調不良になり、軽めのコースを教えてもらいました。結果、Grey outlookに行くことにし、入り口までのタクシーを予約しました。

こちらのスタッフは本当に親切で、国立公園のコースについて色々と教えてくれました。情報も移動手段も限られている土地なため、親切なスタッフがいることは非常に大事です。

3時間のフライト後、2時間のバス移動と、ものすごく疲れる一日でした。翌日からのトレッキングに備え早めに就寝しました。