欧州美味いもの巡り

欧州美味いもの巡り

欧州、主にイタリア、スペインの美味しいレストランの記録。Nikon Z6片手に旅行しています。

レバノン旅行① 最高の料理とナイトライフの街

カルロス・ゴーン氏の逃亡で何かと話題のレバノンですが、19年5月に首都ベイルートに遊びに行きました。大学院のクラスメート約100人の大所帯でしたが、レバノン人生徒がすべてアレンジしてくれ、本当に楽しい旅でした。

レバノンは大変面白い国で、中東に位置しながらキリスト教徒とイスラム教徒が約半々だそうです。また、大統領はキリスト教徒、首相はイスラムスンニ派、国会議長はイスラムシーア派から選出されるのが慣例とのこと(Wkipedia)。異なる宗教が混在するDiverseな国です。

フランス統治下にあったこともあり、文化や街並みは西洋諸国に近く、特にベイルートは「中東のパリ」と呼ばれるほどの風光明媚な街並みで知られています。

そしてレバノンといえば、なんといっても食事です。中東一の美食の国として有名です。我々も美味しい中東料理に舌鼓を打つことを大きく期待してベイルートに乗り込みました。結論から言うと、美食の国という噂は本当でした。食事だけのためにもう一度訪れたいと思うほど、どこに行っても何を食べても本当に美味しかったです。

そして、実はベイルートは世界屈指のパーティーシティとして有名です。今回の旅行でも有名なオープンバーでその片鱗を見てきました。

なんとなく怪しげな国というイメージがついてしまいましたが、街並みはモダンで美しく、Uberが使え、英語が通じ、ごはんの美味しく、おまけにナイトライフも充実という、観光地としてのレベルは超高いです。最近は反政権デモが行われているようですが、政情が落ち着いたら是非もう一度行きたい街です。

 

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ベイルートへはTransavia航空でパリから直行で4時間半。空港から街中へはUberが便利。早速、Simカードをゲットしようとゲートを出たところのキオスクにいくと、既に売り切れだという。実はゲートを出ると無料wifiが使えず、キオスクで何ドルか払ってパスを購入しないとwifiが使えない。しぶしぶ有料wifiパスを購入しUberでタクシーを呼ぶ。外の駐車場スペースに行くようにアプリ上に案内が出るので、分かりやすい。

とりあえずSimカードがないと話にならないので、事前にクラスメートから聞いたSimカードショップにUberで直行。小さなお店だが店員さんが親切に対応してくれた。

【R cell】

goo.gl

 

とりあえずお腹が空いたということで、宿泊先のair bnb近くをうろつき、目についたEnab restaurantで遅めのランチ。なおここはベイルート中心地からはやや西のはずれなのですが、このレストランの通りは美味しそうなレストランやらパブやらが立ち並んでいて、とても賑やか。雰囲気的にはベイルートの渋谷。夜でも人通りが多いので安心でした。

 

【Enab Restaurant】

www.tripadvisor.jp

店内は外のスペースもありオシャレ。

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中東料理といえば、ということで、フムス、タブーレ(パセリのサラダ)、ケバブなどを食す。付け合わせのピタパンはアツアツでふわふわ。ベイルートではどのお店でもピタパンは出来立てが出てくるのが最高。

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ビールもグラスまでキンキン

あとでわかったのだが、今回のツアーのwelcome partyがこの店で企画されていた。レバノン人の間でも人気のお店の模様。

お腹いっぱいになり、周辺を散策していると、長い階段にオシャレなカフェが併設されていました。

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先ほどビールの写真が出ましたが、レバノンは中東国には珍しくアルコールに寛容。実は、寛容どころかレバノン人はお酒とパーティーが大好きで、ベイルートは中東一どころか世界トップクラスのパーティーシティだそうです。今回の旅行でも、毎晩のバーやクラブで夜通し遊ぶのが当然のように旅程に組み込まれていました・・・。レバノンがいかに欧米化した国かお分かりいただけると思います。

www.the961.com

初日は海沿いの大型バー Irisで飲み。

【Iris Beirut】

www.tripadvisor.jp

ビルの屋上にある、オープンエアーで超モダンなバー。バーだけど音楽もがんがんなっていてクラブのような雰囲気。

とにかくカラッとした夜風の下、ベイルートの夜景を見ながらで飲むのは最高でした。混んではいるけど雰囲気がめちゃくちゃ良くて、さすが世界のベイルートと納得してしまうほど!

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あまりいい写真がなかったのでお店の公式FBからの写真を拝借。

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お店の公式FBより

さすがにAM1時を回り帰ろうとした折、どうにも小腹が減ったのでいくつか宿周辺のレストランやバーに寄るもどこもフードのオーダーはストップしているという。

仕方がなく、宿にほど近いケバブスタンドに立ち寄った。これが大当たり!

【El Kbeer Super Snack】

goo.gl

オープンな雰囲気のファストフード店で、どうやらケバブの他にもフレッシュジュースなど色々頼めるらしい。

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Kebabは5,500LBP = 約400円。安い

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このケバブが肉はジューシー、皮はモチモチで最高に美味しかった。もちろん作り立てでアツアツ。クラブ帰りの午前2時の夜食としてはパーフェクトすぎる!こんなストリートフードでもこれほど美味しいとは、さすが美食の国は伊達じゃないと心から思った。

翌朝もツアーのために早起きして同じケバブを食べに行ったが、朝早すぎて小ぶりのパンピザしか売ってなかった。これも美味くておかわりしてしまった。

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初日から美味しい食事にありつけて、大満足。2日目以降もどれほど美味しい食事にありつけるのか、期待マックスのまま就寝しました。