欧州美味いもの巡り

欧州美味いもの巡り

欧州、主にイタリア、スペインの美味しいレストランの記録。Nikon Z6片手に旅行しています。

風の大地パタゴニア パイネ国立公園3日目

パイネ国立公園も最終日になりました。昨日のGracier outlookが超微妙だったこともあり、なんとか最終日に良いハイキングコースに行きたいところ。幸いお天気は昨日が嘘のような快晴でした。

夕方、プエルト・ナターレスへ帰るバスがPudeto発ということで、その周辺からハイクできないかマップを眺めていると、ちょうどありました。Mirador Cuernosという一時間のコースです。このサイトでも紹介されており、ホテルのスタッフもおすすめとのことだったので、トライしてみることにしました。

www.back-packer.org

問題は、スーツケースをどうするか。ホテルのスタッフに相談したところ、Pudetoにあるカフェで預かってもらえることに。よかった!

タクシーが遅い時間まで予約できず、ホテルを出たのは1時半。それまではランチを食べたり、ホテルを散策したりして過ごしました。犬や馬がたくさんいて癒されます。

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Pudetoまではホテルから約1時間。道中の景色も素晴らしいの一言で、ところどころで降ろしてもらい写真撮影。

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だんだん山が近づいてきました。

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さて、Pudetoにつくと、なんとカフェが閉まっている!預かってもらえる約束だったのに・・・。仕方がないので、まあ誰も盗らないだろうということで、入り口の脇に荷物を置いておくことに。カフェ入り口で、数時間バス待ちするというバックパッカーの若者に一応見ておいてもらうようにお願いし、ハイクスタート。

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数百メートル歩くと、Salt Grandeの滝に到着しました。観覧スペースもあり、多くの人が足をとめて写真を撮っています。大迫力です。

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このコースはPaine Grande HillとCuernos del Paineの二峰を正面から臨む形になっており、歩きながらとにかくその雄大さに圧倒されます。どちらの峰も本当にすごい!

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そして強風は相変わらず。立っているのもやっとです。間違っても滝のそばの崖に立とうとしてはいけません。吹っ飛ばされて落ちたら100%死にます。

時間がきたので、半分強くらいのView pointで折り返しました。Pudetoから病み上がりの妻を連れ、途中で写真をとりながらゆっくり歩いて1:20分ほどでした。ゆっくり歩くのであれば、ゴールまで片道2時間は見て置いたほうがよさそうです。

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このコースは兎に角道中の景色が素晴らしく、お勧めです。チャレンジしていないので断定はできませんが、例のMirador Las Torresのコースは道中そんなに景色が良くないという話もどなたかのブログで拝見したので、一日あるならこちらのMirador Cuernosのほうが良いかもしれません。なお、ツアーバスも多く来ており、普段着で歩いている人がほとんどだったので、カジュアルトレッカーには最適です。

Pudetoからのバスは時間通りに出発。途中Laguna Amargaで別の乗客を乗っけてパイネ国立公園を後にしました。帰りのバスは満席でした。道中はグアナコの群れもたくさん見られました。

丸二日間、パイネ国立公園の大自然を十分にエンジョイできました。とにかく最終日が天候に恵まれてよかったです。トレッキング初心者でも、行ってよかったと思います。

最後に、パイネ国立公園のTake awayをまとめます。

  • トレッキング初心者でも大丈夫。多くのショートハイクコースがある。
  • Mirador Las Torresだけじゃない。事前に写真や動画で色んなコースを予習し、本当に見たい景色を見に行こう。
  • 公園内でのバスの降り場所に注意。公園内のシャトルはLaguna Amarga <-> Hotel Las Torresなど限られた区間のみ(未確定)。
  • 天候がすべて。悪天候リスクを考えできれば数日間滞在しましょう。
  • どうせなら公園近くに泊まりましょう。公園内移動はホテルが手配してくれる。

 

風の大地パタゴニア パイネ国立公園2日目

朝起きても妻の体調は戻らず・・・。タクシーを予約してしまっていたので、仕方なく一人でGrey outlook trailへのショートハイクへ。ロッジを10時に出発。迎えは14時の約束。結果的には時間が余ってしまいました。

こちらの建物から出発します。横には結構立派なお土産屋兼レストランがあります。

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まずはつり橋を渡ります。

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この時点でものすごい強風。立っているのもつらいくらい、さながら台風のような暴風です。

森林を10分ほど歩くと、湖に到着。湖の真ん中にできた砂利道を進みます。砂浜のような感じで歩くのが結構しんどい。ここで私の帽子が吹き飛ばされ湖にダイブしてしまいました。パタゴニアでは帽子はしないほうがいいですね。

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 とてつもない強風に加えて曇天。歩いていてあまり楽しくない・・・。人はまあまあいます。往復2時間もかからないハイクというよりは散歩コースくらいな感じなので、軽装の人ばかりです。ジーンズ、スニーカーの人も多いです。

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しばらくすると小島に到着。島をぐるっと回れるようになっています。

 

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そこから10分くらい歩いて終着点のOutlookポイント到着しました。 一応氷河がうっすらと見えます。f:id:umaimonotaberu:20200206104519j:plain

まわりを見渡すと氷河の一部が流れてきていました。

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氷河のかけら

Glacier lookoutということで、氷河が見えるのがこのコースの売りのはずなんですが、遠すぎてよくわかりませんでした。曇っていたのもあるかもしれません。

このとき雨が強くなってきて、本物の台風状態に。風が強すぎてレインコートを着るのも一苦労です。急いで引き返しました。

入り口付近の橋は、どうやら6人しか渡れないようで、行列ができていました。
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正味2時間でハイキングを終えました。迎えまでの間1時間半、入り口の立派なカフェで時間をつぶしました。ちなみにしっかりとした食事もとれます。

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晴れていればもうちょっと楽しかったと思いますが、悪天候で残念なハイクになってしまいました。景色が微妙なので、このコースはあんまりお勧めできません。

 

風の大地パタゴニア パイネ国立公園1日目

ペルーのリマ観光の後、サンチアゴを経由しプエルト・ナターレスに入りました。サンチアゴからプエルト・ナターレスまではJetSmartというLCCを利用しました。安かったですが、座席は固くリクライニングもできない、かつ出発も一時間半遅れるという、不満の残る航空会社でした。ちなみにプエルト・ナターレス便は夏季限定で限られた曜日しかないそうです。プエルト・ナターレス行きがなければ、プント・アレーナス行きに乗ることになりますが、こちらはパイネ国立公園までバスで5時間くらいかかるということで、あまりお勧めできません。

14:00に到着の予定が、タラップを降りたのが15:20。プエルト・ナターレスからパイネ国立公園までのバスの時間は16:30。荷物受け取りのところにタクシーチケット売り場があったのですぐ購入。お値段8000ペソ(約1200円)。

 

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バス、タクシーのカウンターが並ぶ

 

とにかく荷物が出てこない。焦りながら20分ほど待ち、ようやく荷物をピックアップ、急いでタクシーに乗りこみました。空港から市内は約15分ほど。16:30のバスにギリギリ間に合いました。

バスターミナルは数年前に新しくなったようで、ちゃんとした建物でした。

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バスターミナルに到着後、さっそく予約したBus Surのバスに乗り込みました。

二時間バスに揺られて、パイネ国立公園に到着。入り口でチケットを購入します。公園外に宿泊する我々は、毎日公園に入る度にここに立ち寄りチケットを見せなければいけません。

チケット売り場から5分ほどでAdministracionに到着。その名の通り事務所が一件建っているだけ。ほとんどのビジターには全く縁のない場所でしょう。

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Administracion

定刻通りにPampa Lodgeからお迎えが。公園内は電波がほぼなく、連絡が取りづらい分、パイネ内外のスタッフはみな時間に正確な感じがしました。

部屋からは三峰のパノラマビュー。

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部屋からの眺め

一階のロビーでもくつろげるようになっています。眺めも良く、落ち着く雰囲気です。

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1階ラウンジ。朝食もこちらでいただく

綺麗なロッジで快適だったのですが、難点は廊下を歩くと建物全体がきしんでうるさいこと。また、ドアの壁が薄く、朝早く行動するハイカーの足音で100%目が覚めます。あと朝食はパン、シリアル、チーズ、ハムと卵くらいで、ミニマルでした。

夕食は別の建物のレストランで。飲み物込みで一人4~5000円くらい。チリにしては高いが、観光地価格と考えればまあこんなものか。お味はまあまあだけど三日いたらかなり飽きる。周辺にもいくつかロッジがあるので、ほかのレストランで食べることをお勧めします。

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初日に食べたサーモンのチーズ焼き。

夕食後はホテルのスタッフに、トレッキングコースについて相談。この時点で妻が体調不良になり、軽めのコースを教えてもらいました。結果、Grey outlookに行くことにし、入り口までのタクシーを予約しました。

こちらのスタッフは本当に親切で、国立公園のコースについて色々と教えてくれました。情報も移動手段も限られている土地なため、親切なスタッフがいることは非常に大事です。

3時間のフライト後、2時間のバス移動と、ものすごく疲れる一日でした。翌日からのトレッキングに備え早めに就寝しました。

風の大地パタゴニア トレッキング初心者用プランニングガイド

1/26-29で風の大地パタゴニアを訪れました。2週間の南米周遊で一番楽しみにしていた場所。サンパウロ→リマ→サンチアゴ(乗り継ぎだけ)と大移動ののち、玄関口であるプエルト・ナターレスまでたどり着きました。

パタゴニアに関してはなかなかネット上に日本語の情報が少なく、プランニングに苦労しました。時間をかけて一通り分かったつもりで訪れましたが、現地にいって初めて分かったことも多かったです。そのあたりの旅のtipsもまとめたいと思います。

ちなみに我々はキャンプやトレッキングといったネイチャー系のアクティビティの経験が全くありませんでした。そんな中、世界中のトレッカーが憧れるパタゴニアに行くなんて罰当たりじゃないかと思いつつ、まあ一生に一度の機会だからということで訪れてみました。あんまりハードコアなことはしたくないけど、大自然を満喫してみたいという、ゆる系トレッカーの方の参考になればと思っています。

 

目次

 

パタゴニアのどこにいくか?

まず「パタゴニアに行きたい!」と思いたった時に考えなければいけないのが、パタゴニアのどこを訪問するか。チリ、アルゼンチンにまたがる一帯が総じてパタゴニアと呼ばれており、場所によって目玉となるアトラクションが全然違います。

一般的には、パイネ国立公園(チリ)、フィッツロイ(アルゼンチン)、ピエト・モレノ氷河(アルゼンチン)の三か所が目玉とされています。位置関係等は下記の方のブログに詳しく書かれています。

www.shotanomad.com

 

拠点となる町は、

パイネ国立公園:プエルト・ナターレ

フィッツロイ:エル・シャンテン

ピエト・モレノ氷河:エル・カラファテ

となります。名前がややこしく分かりにくいので、飛行機やバスのチケットを手配する際は十分に注意が必要です。

なお、アルゼンチン側よりもチリ側、つまりサンチアゴ→プエルト・ナターレス(ないしプンタ・アレーナス:プエルト・ナターレスから車で3時間くらいの都市。プエルト・ナターレスの飛行機はピークシーズンに週二回くらいしか運航していない)のほうが、ブエノスアイレス→エル・カラファテより飛行機代が圧倒的に安いです。

 

何日くらい必要か?

移動を含めて最低4日あれば、相当きついですが三か所すべて攻略することは可能です。ただし、日本からの長距離移動の疲れと闘いながら、雄大大自然を心から満喫しようとすると、最低でも1週間は必要ではないかと思います。

我々の場合、時間、予算、次の目的地(ブエノス・アイレス)までのアクセスを考慮し、パイネ国立公園とピエト・モレノ氷河のみ訪れました。実質中3日と相当短い旅でした。もっといればよかったと後悔しています。具体的なスケジュールは下記の通り。

1/25 15:30 サンチアゴからプエルトナターレス空港着→16:30 プエルトナターレス街中からバス搭乗→18:30 パイネ国立公園すぐ外のPampa Lodgeに到着

1/26 Grey lookout Trailをショートハイク

1/27 チェックアウト→14:30 Cuernos lookout trailコースをショートハイク→17:45 バス搭乗→20:30 プエルト・ナターレス着。バス停そばのホテルに一泊

1/28 7:30 バス搭乗→13:30 エル・カラファテ到着→すぐにレンタカーでペリト・モレノ氷河へ。エル・カラファテに一泊。

1/29 12:30 エル・カラファテ空港発のフライトに搭乗

 

どんなトレッキングコースがあるのか?

パイネ国立公園は、プエルト・ナターレスからバスで2時間ほどの場所にある、とにかくだだっ広い国立公園です。公園内のシンボルはPaine Grande hill, Cuernos del Paine、Almirante Nieto mountの三峰と周辺の湖。この山と湖の周りをトレッキングするのがパイネ国立公園での基本的な過ごし方です。

多くの人が3~4日かけてキャンピングしながらパイネ国立公園を周遊します。では、キャンピング経験のない我々のような人はお呼びでないかというとそうではなく、一日で往復できるショートトレックがいくつもあります。

下記に、所要時間別のトレッキングコースを紹介します。

何日もかかるコース

  • Wルート
  • Oルート

テント泊しながら何日もかけてトレッキングするコース。夏場(1~3月)はテント上がいっぱいになるそうなので、事前予約が必須です。色々な方がブログに書いているので詳細は省きます。

 

日帰りトレッキングできるコース

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①Mirador Torres del Paine trail(往復9時間)

Wルートの一部です。パイネを紹介している人の多くも、プエルト・ナターレスから日帰りでこのコースに挑戦しています。我々は、長距離移動で体調を崩してしまったこともありこのコースは諦めました。Hotel Las Torres付近から出発します。

 

②Frances Valley trail(中間地点まで往復5時間)

日帰りだと、正確にはFrances Valley trailの入り口までかと思います。こちらもWルートの一部ですが、Mirador Torres del Paineコースに比べると知名度はあまりなさそうです。一方、ホテルのスタッフ曰く、「Mirador Torres Del Paineコースよりも楽で、もっと景色がいいよ」とのことなので、チャレンジする価値はありそうです。ハイクコースの入り口までは、Pudetoから船でいきます(所要時間30分程度)。地図上でみると、船の乗り場から中間地点まで往復5時間です。こちらも日程の都合上パスしました。

参考までに、ホテルのスタッフに聞いた2020年1月現在のPudeto<->ハイクコース入り口(Guarderia Paine Grande)までの船の時刻表を乗せておきます。実際にチャレンジされる側は、念のためホテルか公園に事前確認してください。

Pudeto->Guarderia 9:00am 11:00am

Guarderia->Pudeto 11:35am, 5:00pm, 6:35pm

乗り遅れると悲惨なことになるので十分注意が必要です。

 

③Cuernos lookout trail (往復3時間)

こちらは、Pudetoから徒歩でいけるコースです。我々はゆっくり歩いたため中間地点までしか行けませんでしたが、Paine Grande hill, Cuernos del Paineの大パノラマを楽しめる、素晴らしいコースでした。途中に滝もありそちらも迫力があります。とにかく目の前に迫る二峰は息をのむほど美しく、ぶっちゃけ有名なMirador del Paineよりこっちのほうがコスパがいいんじゃないか、と思ったりします(行ってないのでわかりませんが)。

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④Grey outlook trail(往復2時間)

片道1時間もかからない、ほとんど散歩コースみたいなゆるいコースです。最終地点からはグレイ氷河が見えるというのが売りなのですが、私がいったときは、グレイ氷河はあまりにも遠すぎて、ほとんど見えませんでした。氷河目当てだとお勧めしません。私が行ったときは悪天候も重なりあまり楽しめませんでした。晴れていれば綺麗かもしれません。

本気で氷河を見に行きたい場合、Grey outlook trail入り口そばから船で氷河のそばまでいくことができます。片道3時間らしいです。

 

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上記のほかにも、マップを眺めて頂くと、ショートでも結構色々なコースがあることがわかります。自身の体力と、日程を考慮のうえ、一番あったコースにチャレンジするとよいと思います。下記サイトはいくつかのコースを写真付きで紹介していますので、ご参考まで。

www.back-packer.org

なお、オリジナルのパーク内地図はこちらです。

https://torresdelpaine.com/wp-content/uploads/2017/08/Mapa2017-2018.pdf

 

 

どこに泊まるか?

我々は、どうせなら数日間はパイネを楽しみたい、けど往復4時間かけてプエルト・ナターレスから行き来するのはだるい、ということで、国立公園の中、ないし周辺のホテルに宿泊することにしました。

で泊ったのがこちらのPampa Lodge。

www.booking.com

てっきり公園内だと思っていたのですが、公園の外側でした。とはいえ入り口から車で10分くらいの距離ですが。このあたりはVilla Serrano(Serrano川の周りに位置するため)と呼ばれており、いくつかロッジが連なっていました。まわりでは馬や犬が放し飼いにされており、とても牧歌的な、素敵な雰囲気です。ちなみに、お隣のRio Serano Hotel + Spaというホテルが一番ゴージャスでした。

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Villa Serranoの一帯

ちなみに公園内だと、Hotel Las Torresが一番有名ですが、一泊五万円強とさすがに手がでず。まあ一泊三万円のPampa Lodgeに泊まるのなら、もう二万円奮発しても良かったかも知れない。お金に余裕がある方だったら、迷わずHotel Las Torresをお勧めします。

唯一、Pampaないし周辺ホテルに泊まるのに心配だったのが、公園内でプエルト・ナターレス発のバスから降りた後どうやってホテルにいくか、またホテルからトレッキングコースまでどうやって行くか。結果的にはホテル側がすべて手配してくれたため杞憂でした。いくつか周辺のホテルに問い合わせしましたが、公園内でバスを降りてからシャトルを手配してくれるとの回答でした。

ホテルで一件、気になったのはこちらのEco Camp。いわゆるグランピングの施設です。これは結構素晴らしいんじゃないかと思います。こちらも問い合わせたところ、公園内のバス停から送迎があるとのことでした。機会があったら是非泊まりたい。

www.booking.com

 

プエルト・ナターレスからどのバスに乗るか?

事前に調べていて一番よくわからなかったのが、プエルト・ナターレスからのバスはどこに到着し、そこからトレッキングコースないしホテルまでどうやって行くのか。バスを調べると、公園内のバス停も数か所あるようで、どこがどこだかよくわからない。あとは一日朝と昼の数便しかないとの情報もあるけど実際どうなのか。

まず初めに、プエルト・ナターレスからはいくつかのバス会社が運航しており、下記サイトに時刻やバス停の情報があります。予約もできます。

www.busbud.com

このなかでBus Surという会社が、わりと頻繁にバスを出しています。このBus Surという会社のHPから発着情報をよく見ると、Administracion、Pudeto、Laguna Amargaの三か所のバス停に泊まることがわかります。これを地図上で表すと下記のようになります。

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トレッキングで一番人気のMirador Torres Del Paineコースにチャレンジする場合、Laguna Amargaで降りて、そこから公園内のシャトルバスを乗り継ぐようです。ちなみに公園内のシャトルバスは、恐らくLaguna Amarga <-> Hotel Las Torres間しか運航していないようです(未確定)。時刻表は正確な情報がありませんので、公園かHotel Las Torresに問い合わせる必要ありです。

我々はAdministracion行きのバスを予約し、事前にホテルにAdministracionまでの送迎を依頼しました。Administracionがたまたまホテルまで近く、1500円くらいの送迎料で済んだのでよかったですが、Laguna Amargaで降りていたらホテルまで更に1時間くらい、恐らく数千円の送迎料かかっていたと思います。とにかくバス停の位置関係には要注意です。ちなみにプエルト・ナターレスへの帰りのバスは、Cuernos lookout trail をトレッキングしたあとPudetoから乗りました。

ちなみにハイシーズンはバスが混みあうので、事前予約をするのが無難です。公園内はWifiがないのでぱっとオンラインでチケットが取れないので注意です。また、Bus Surは、チケットをプリントアウトしないと乗せてくれないので、やはり事前に予約、プリントアウトしておくのが無難です。

カルロス・ゴーン会見:レバノン人と海外の反応

カルロスゴーンの会見が話題です。

日本も多くのメディアが現地取材にレバノンを訪れたようですが、どうやらそこで手厚い歓迎を受けたようです。レバノンで話題らしい下記動画、めちゃめちゃ笑えます。是非最後まで見てください。

www.youtube.com

 

さて、掲題の件、会見のあと再び件の友人に聞いてみました。

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この友人は、ゴーンは説得力があり良かったと賞賛しています。

また、レバノン人にとってはもはやアイコンであり、メディアも同情的であるとのこと。ちなみに前記事で書いた大臣就任の可能性もメディアから質問されていましたが、ゴーンさん本人は含みのある回答をされていましたね。

一方、別のレバノン人の友人は冷ややかでした。

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続けてこう言っています。

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彼女のほうは非常に冷静で、ややこしい容疑を抱えたままレバノンにいられるのも困る、日本との関係性に関わる、と心配な様子。とにかく今は彼が罪を犯していない人間であることを証明してほしいとのこと。またレバノンがネガティブに思われないか、とても気にしていました。

二人とも大学院の同級生でほぼ同じ年代、バックグラウンドですが、色々な意見があるようです。

私も会見をリアルタイムで見ていましたが、非常にうまいこと情緒的な方向にもっていったな、という印象です。各メディアが報じているように、容疑とそれに対するdefenseにはあまり時間を割かず、日本の司法制度がいかにひどいかを情緒的に訴えていました。「無罪なら堂々と日本で裁判を受けろ」という批判にも、「公正な裁判であれば喜んで受ける」とうまくかわしていました。

また、特に欧米は家族を非常に大事にする文化なので、「家族に会えずに辛かった」と言われると、欧米社会は極めて同情的になるでしょう(一年近く面会させなかったことの是非は置いといて)。

実際、欧米メディアの報道を見ると、彼の容疑について(悪いことをしたのか、してないのか)触れている記事はありません。日本の司法制度か、逃亡劇そのものをハイライトする記事ばかりです(本人がそれしか語っていないので当然ですが)。

CNN: 【カルロス・ゴーンが日本の司法を非難。逃亡か、「日本で死ぬか」だった】

edition.cnn.com

BBC: 【ゴーン:脱出は人生で最も難しい決断だった】

www.bbc.com

FT: 【ゴーンが日本の「仕組まれた」司法を激しく攻撃】

www.ft.com

この記事なんかゴーンが金払って書かせたのかと思うような内容です。

The Guardian:【ゴーン事件は、日本司法の闇に光を当てた】

www.theguardian.com

この記事では下記の部分が象徴的かと思います。

[Indeed, he may well be guilty of financial misconduct. But he is right to shine a light into the dark corners of Japan’s justice system. Anyone familiar with the Japanese justice system would know that Ghosn’s allegations are not far-fetched.]

意訳すると「もちろん、彼は今回の不正について罪があるかもしれないしかし、彼は日本司法の闇に光を当てたという意味で正しかった。日本の司法制度に詳しい人は、皆、ゴーンの主張を現実離れしたものとは思っていない。」

まさに彼の狙い通り、欧米での論点は日本の司法制度がいかにひどいか、というところにすり替わりました。

日本のメディアは真新しさがないとか独演会とか言ってますが、今回の会見はゴーンの大勝利と言えるでしょう。論点をうまくそらし、味方を増やしたという意味で、会見の目的は十分達成されたと思います。

余談ですが、会見を受けて発表された、法務省の反論は相当弱いのではと思います。

www.moj.go.jp

特に下記の部分は全然反証になっていないと感じます。

取調べが長時間であること,弁護人の立会がないこと等取調べ全般に対する批判がなされたが,そもそも,我が国においては,被疑者に黙秘権や,立会人なしに弁護人と接見して助言を受ける権利が認められている。また,適宜休憩をとるなど被疑者の人権に配慮した上,録音録画の実施を含め適正な取調べを行っている。

→被疑者は黙秘権、立会人なしに弁護人と接見して助言を受ける権利がありますという話と、ゴーンが批判している長時間の取り調べ、弁護人の立ち合いがないこと(なんのことかよくわかりませんが)は全然別の話

 

検察が公判を引き延ばしており判決まで5年以上かかるというのは問題であるとの批判がなされたが,そもそも,検察当局は,公判手続が速やかに進むよう様々な努力をしている。

→5年以上かかることの正当性を主張しないと反論にならない

 

保釈中に妻と会うことを禁止するのは人権侵害であるとの批判がなされたが,そもそも,逃亡のおそれや罪証隠滅のおそれがなければ特定の者との面会制限などはなされない。

→妻と面会することで逃亡や証拠隠滅の恐れがあったと考える理由を述べなければ反論にならない(非常に婉曲的な反論になっていると思うのは私だけでしょうか)

 

これは仕方がないのかもしれませんが、これらの反論はすべて「そもそも」から始まっており、要するに一般化した概念を述べているだけでゴーンの主張に対する反証になっていないと感じます。いまのところ真面目にピックアップしている欧米メディアはあまりない印象ですが、海外の反応が気になります。

カルロス・ゴーン脱出:レバノン人の反応

掲題の件、ふと気になりレバノン人の友人に聞いてみました。

するとこんな答えが(回答を日本語訳しました)。

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レバノン内でも色々な意見があるようです。汚職経営者とみる向きもあれば、成功した経営者として彼をsomeone who could save the country、つまり救国の士とみる向きもあるとのこと。どういう意味か聞いてみました。

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つまりは次期大臣に推す声があるとのこと。実はレバノン汚職や経済停滞への抗議デモが激化し、首相が辞任に追い込まれています。現在でも後任が決まっておらず、つまり今は無内閣状態。この友人はvery unlikelyと言っていますが、果たしてゴーンの政界入りはあるのか?!

また多くの人が彼に同情しているというのは面白い。日産内は勿論、政府もからんで政治的な動きがあったこと、また有罪率の高さはレバノンでも知られており、それが彼への同情を誘っているようです。

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どうやら1月8日(水)日本時間夜に記者会見が開かれるようです。何を話すのか注目です。

 

(下記はレバノン旅行記です)

umaimonotaberu.hatenadiary.com

 

レバノン旅行① 最高の料理とナイトライフの街

カルロス・ゴーン氏の逃亡で何かと話題のレバノンですが、19年5月に首都ベイルートに遊びに行きました。大学院のクラスメート約100人の大所帯でしたが、レバノン人生徒がすべてアレンジしてくれ、本当に楽しい旅でした。

レバノンは大変面白い国で、中東に位置しながらキリスト教徒とイスラム教徒が約半々だそうです。また、大統領はキリスト教徒、首相はイスラムスンニ派、国会議長はイスラムシーア派から選出されるのが慣例とのこと(Wkipedia)。異なる宗教が混在するDiverseな国です。

フランス統治下にあったこともあり、文化や街並みは西洋諸国に近く、特にベイルートは「中東のパリ」と呼ばれるほどの風光明媚な街並みで知られています。

そしてレバノンといえば、なんといっても食事です。中東一の美食の国として有名です。我々も美味しい中東料理に舌鼓を打つことを大きく期待してベイルートに乗り込みました。結論から言うと、美食の国という噂は本当でした。食事だけのためにもう一度訪れたいと思うほど、どこに行っても何を食べても本当に美味しかったです。

そして、実はベイルートは世界屈指のパーティーシティとして有名です。今回の旅行でも有名なオープンバーでその片鱗を見てきました。

なんとなく怪しげな国というイメージがついてしまいましたが、街並みはモダンで美しく、Uberが使え、英語が通じ、ごはんの美味しく、おまけにナイトライフも充実という、観光地としてのレベルは超高いです。最近は反政権デモが行われているようですが、政情が落ち着いたら是非もう一度行きたい街です。

 

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ベイルートへはTransavia航空でパリから直行で4時間半。空港から街中へはUberが便利。早速、Simカードをゲットしようとゲートを出たところのキオスクにいくと、既に売り切れだという。実はゲートを出ると無料wifiが使えず、キオスクで何ドルか払ってパスを購入しないとwifiが使えない。しぶしぶ有料wifiパスを購入しUberでタクシーを呼ぶ。外の駐車場スペースに行くようにアプリ上に案内が出るので、分かりやすい。

とりあえずSimカードがないと話にならないので、事前にクラスメートから聞いたSimカードショップにUberで直行。小さなお店だが店員さんが親切に対応してくれた。

【R cell】

goo.gl

 

とりあえずお腹が空いたということで、宿泊先のair bnb近くをうろつき、目についたEnab restaurantで遅めのランチ。なおここはベイルート中心地からはやや西のはずれなのですが、このレストランの通りは美味しそうなレストランやらパブやらが立ち並んでいて、とても賑やか。雰囲気的にはベイルートの渋谷。夜でも人通りが多いので安心でした。

 

【Enab Restaurant】

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店内は外のスペースもありオシャレ。

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中東料理といえば、ということで、フムス、タブーレ(パセリのサラダ)、ケバブなどを食す。付け合わせのピタパンはアツアツでふわふわ。ベイルートではどのお店でもピタパンは出来立てが出てくるのが最高。

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ビールもグラスまでキンキン

あとでわかったのだが、今回のツアーのwelcome partyがこの店で企画されていた。レバノン人の間でも人気のお店の模様。

お腹いっぱいになり、周辺を散策していると、長い階段にオシャレなカフェが併設されていました。

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先ほどビールの写真が出ましたが、レバノンは中東国には珍しくアルコールに寛容。実は、寛容どころかレバノン人はお酒とパーティーが大好きで、ベイルートは中東一どころか世界トップクラスのパーティーシティだそうです。今回の旅行でも、毎晩のバーやクラブで夜通し遊ぶのが当然のように旅程に組み込まれていました・・・。レバノンがいかに欧米化した国かお分かりいただけると思います。

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初日は海沿いの大型バー Irisで飲み。

【Iris Beirut】

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ビルの屋上にある、オープンエアーで超モダンなバー。バーだけど音楽もがんがんなっていてクラブのような雰囲気。

とにかくカラッとした夜風の下、ベイルートの夜景を見ながらで飲むのは最高でした。混んではいるけど雰囲気がめちゃくちゃ良くて、さすが世界のベイルートと納得してしまうほど!

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あまりいい写真がなかったのでお店の公式FBからの写真を拝借。

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お店の公式FBより

さすがにAM1時を回り帰ろうとした折、どうにも小腹が減ったのでいくつか宿周辺のレストランやバーに寄るもどこもフードのオーダーはストップしているという。

仕方がなく、宿にほど近いケバブスタンドに立ち寄った。これが大当たり!

【El Kbeer Super Snack】

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オープンな雰囲気のファストフード店で、どうやらケバブの他にもフレッシュジュースなど色々頼めるらしい。

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Kebabは5,500LBP = 約400円。安い

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このケバブが肉はジューシー、皮はモチモチで最高に美味しかった。もちろん作り立てでアツアツ。クラブ帰りの午前2時の夜食としてはパーフェクトすぎる!こんなストリートフードでもこれほど美味しいとは、さすが美食の国は伊達じゃないと心から思った。

翌朝もツアーのために早起きして同じケバブを食べに行ったが、朝早すぎて小ぶりのパンピザしか売ってなかった。これも美味くておかわりしてしまった。

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初日から美味しい食事にありつけて、大満足。2日目以降もどれほど美味しい食事にありつけるのか、期待マックスのまま就寝しました。